口の中の病気と全身

現在日本では、生活習慣病という病気が死因の70%を占めています。虫歯や歯周病もこの生活習慣病にふくまれているのですが、多くの人はそのことに気が付いていないようです。

口は全身の一部であり口腔内の病気が全身に与える影響、また全身の病気が口に与える影響さらに生活習慣が口の健康にも大きく影響していることが、最近の色々な研究からも明らかになってきています。

歯や歯ぐきは、内臓など違つて見えやすい部位に有り、誰でもその気に成れば管理しやすいはずです、かって歯は悪くても命に別状ないと軽く思われていましたが、実は生命の質、生活の質に大きくかかわっているのです。

私たちがいつまでも健やかに過ごすには、一生自分の歯で食べることが望ましいのです、そのためにはこれまでの生活習慣を見直し、正しい知識を身につけることが必要です。

そこで、予防が大事になってきます、今までは歯科医院での治療は、ほとんどが事後治療です、それらは悪くなったところを治す。(つめる、かぶせる、入れ歯を入れるetc)

つまり、結果を扱っていて原因の除去、修復です。しかし予防をしないで処置ばかりでは、終わりのない鬼ごっこの様なもの、どんなに治療しても自分の歯(天然の歯)にはかないません。

予防こそが大切で、予防無しには一生自分の歯で過ごすことは出来ないでしょう。

そこで、歯科には3ヶ月に1度は定期検診に行きましょう。